9月に本年1回目のギックリ腰になって、整形外科行ってレントゲン撮ったり、骨の様子を診てもらって、骨を強化するという栄養剤と苦痛止めを処方されましたが、他にする事はないという事でわりとよくならず。ざっとよくなるまでひと月以上かかって…で、その上12月に2回目のギックリ腰をやってしまったのです。
ここ5~6年、1年に1回はギックリ腰になるので、如何にしたものかと困っていました。ふとした動作で腰に激痛が走り2?3日ほどまともに動けなくなってしまうので、いつぎっくり腰になってしまうかと思うと怖くて長い間悩まされてきました。休んでいても、寝返りを打つのもつらい。
一度横になると、便所に行くために起き上がるのもすごく時がかかります。そのケースばかりは家事も息子の世話も夫に頼ってなんとか乗り切ってきましたが、寝ていてもたくさん気になってしまいます。ちょうど風邪と重なると咳をしただけでも腰に苦痛が走って、もう完治しないのではないか…と、絶望的な心境になる事も。
その時になって初めて自らを振り返る事が多々あるのですが。いつもの姿勢が悪かったからかもしれない。事例重いものを理不尽して抱えたからかもしれない…。疲れが溜まっていると気づいていたのに、理不尽して動き続けて休まなかったからかもよくないと思っていてもずるずるとやりすごしていたつけが回ってきたので、こうなってしまったのは自身の責務なのですが、毎日の暮らしでわずかずつ感じていたからだの小さな異変を見過ごして、「これくらい平気」と軽く見ていました。
しばらくは動けていたのですが、そのうち変に動くと激しい苦しみが走り、ベッドから動けなくなりました。ぎっくり腰の経験ある方はわかると考えますが、咳やくしゃみをするだけでも10秒間くらい激痛に耐えなければなりません。整形外科や麻酔科によく知っている後輩や先輩がいて、てきぱきと治療して、腰に麻酔注射を打ってもらってからは激痛がなくなりました。そして、近大堺病院院長の小児科竹村教授も何回もお見舞いにきて下さり心配無用しました。
3月3日の夕食はひなまつりスペシャルメニューでした。大変美味しかったです。火曜日からは4日ぶりにベッドから離れる事ができ、近いうちにと歩く事もできました。水曜日にも腰に麻酔注射をしていただき、本日退院する事ができました。ぎっくり腰としては少々重症でした。現在は痛さもおおかたなく、歩行も可能なので、明日からは診察いたします。入院中は患者のこどもたちや保持者の方々に大変ご嫌がらせをおかけして申し訳ございませんでした。
MRIにて腰椎椎間板ヘルニアと所見。久しぶりに見る巨大ヘルニアとの事で誇らしげな、恐ろしいような妙な気分となりました。即入院!10数年前、我が子からもらったMumps(もちろん男性のシンボルが腫れ上がるという合併症つき)以来の入院でした。生まれて初めてストレッチャーに乗せてもらい、麻酔科外来へ。胸膝位がとれないため、仙骨ブロックをしてもらい、ちょっと痛さが安らぎました。
鈍感な私でも入院初日は寝付けませんでした。翌日の神経根ブロック!は強烈です。激痛で思わず身がよじれました。深堀先生曰く、「すごく痛む事を黙っちょったんよ…」と言われました。もう二度とヘルニアにはなりたくありません。おかげで疼痛はかなり改善されました。入院中は快眠快食でした。主治医の解説は言うまでもなく、各種体験談、人から聞いた話などゴチャゴチャと情報を詰め込み、入院3日目に手術する事を判断しました。
退院日と社会復帰が計算可能なという事が主な所以です。除痛が不完全で土日に痛むといけないからという事で18日に硬膜外ブロックを受けました。ただしどうやら効きすぎたらしくしばらくマヒしていたことが怖かったです。